取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

第6回宮島マラソン

 宮島マラソンに参加した。コースは15km。フルマラソンハーフマラソンに比べると短い。しかし、100m以上の高低差がある。一度だけ山を走って登ろうとしたが、全然走れなかった。本番ではアドレナリンが出るのでなんとかなるとなめていた。

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 別にトップランナーでもないが、スタート前に緊張。緊張感だけは一丁前。後方からスタートしたが、前のランナーが詰まって進まない。調子にのって抜いていく。

 

 登り坂が出てきた。めっちゃ苦しい。練習のときと同じ。アドレナリン頼り失敗。やはり練習が必要。めっちゃ登っている気持ちだが、もはや歩いているのと同じくらいの速さ。本人は必死、しかし周りから見るとめちゃくちゃ遅い。滑稽なり。どんどん抜かれていく。おじいちゃんにも抜かれていく。

 

 下り坂で息をととのえるが、折り返しコースなので、帰りはこの坂を登らないといけない。小絶望。坂長い。

 

 復路、ゾンビ化。花粉症で鼻水爆発。給水所で水噴出。汗で服びしゃびしゃ。足取りフラフラ。鹿に乗って、アシタカのヤックルみたいに駆け出してもらいたい。

 

 なんとかゴール。キツすぎた。もうやらない。

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私が本をおすすめしたって誰も気にも留めない

 先日おすすめの本は何かを紹介する機会があった。芸人のモンスターエンジン西森さん著「声を出して笑っていただきたい本」を紹介した。なぜだろう、誰からも反響がこない。

 

 あと1時間で宮島マラソンがはじまる。待ってる時間に読み返す。おもしろい、声はださないように我慢するが、ずっとニヤニヤしている。マラソン前に暇で不敵な笑みを浮かべているおじさん。

 

 誰かとこの面白さを共有したい。インターネットで検索してたら、Youtubeで日記朗読会公開されていた。誰でも見れる。ということで、リンクを貼っておく。

 

日記朗読会

https://m.youtube.com/watch?v=MlfQKl7RyKk&list=PL8wq_eAabB33jDMenfFo3l-LwVdyXS4Bb&index=27&pp=iAQB

 

席替え

 職場で席替えがあった。学校に通っていた時は、席替えがあるとワクワクしていた。今はビクビク。人間関係というものが苦手だと分かってからはビクビク。

 

 そもそも席替えの表に私は載せてもらっているのか。「あのー、私の席はどこでしょうか。」「あー、チミの席ねー、あるわけないでしょ。」言われないだろうか、ビクビク。

 

 全体に発表される前に、先輩が私の席を暴露。思わぬ不意打ち。私の隣の人、前の人、週1回くらいしかこない。私の席だけ孤立。「チミは、もっと仕事に集中しないといけないよ。だから、周りに人のいない席にしたんだ。」思われているのだろう、ビクビク。

 

 席全体を見て孤立してるのは私だけだった。

センサー恐怖症

 世間には私の恐れているものがたくさんある。例えば、自動ドア。センサーが反応して扉が開くはずだが、私にまったく反応せず、右往左往してしまったことがある。そのあと、他の人が来るとすんなり開き、便乗して入らせてもらった。それ以来しばらくは、あらゆる自動ドアの前で、「開け開け」と念じるようになった。最近は開かないことがなくて助かっている。

 

 似たようなもので半感応式信号がある。免許をとってまもないとき、運転していると、とある信号が全然青にならなかった。さすがにおかしいことに気づき、あたりを見回すと半感応式信号という表記を見つけた。なにやらセンサーが設置されており、私の車が反応する位置からズレていたために、ずっと信号が変わらなかったようだ。

 

 廿日市インターの出口に半感応式信号がある。青に変わるのを待っているが、なかなか変わらない。嫌な記憶がよみがえる。しかも私の車が先頭になっている。センサーの位置は問題ないはず。「変われ変われ変われ」とてつもなく長く感じた。信号は青になった。

 

 私はセンサーが怖い。

お食事会が苦手

 3人以上での食事が苦手だ。その場を盛り上げることができないし、色々と気になって神経をすり減らす。

 

 先日、8人で焼肉に行く機会があった。4人ずつに分かれてテーブルを囲った。私はどうせ会話で盛り上げることはできないので、上手に肉を焼くことでこの場に貢献しようとした。

 

 肉がやってきた。テーブルの、私からは遠い方にどんどん置かれていく。私の座っている側のテーブルのスペースは非常に小さかった。そのため、広い側に肉がどんどん置かれていく。

 

 私の前には、小皿肉と野菜が置かれた。小皿肉と野菜は私が上手に焼こうと密かに決心した。まてまて、あみにのっている肉もしれっと私の支配下にいれよう。

 

 焼肉あみ番長として勝手に責務を全うすることにした。しかし、私があと数分焼きたいと思っているタイミングで、先輩が肉をみんなの取り皿に入れていった。

 

 私は、肉たちがあみから取り皿に運ばれていくのを黙って見ているしかなかった。

 

 お食事会に何も貢献できなかった…。

登山による現実逃避

 ストレスが溜まったときは、登山で無心になるという現実逃避を発動させます。何も考えず、ただ登ります。頂上では、美しい景色が待っています。汗だくになってたどり着きました。

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 うわー、ガスってる。ちーん。

島外から輸入

 私の住む島には、スーパーがユアーズとフレスタの2店舗しかありません。最近ユアーズがシステム障害により、商品を入荷できない状況になりました。そのせいで、お店の商品棚はスカスカという深刻な問題がおきました。

 

 このユアーズはセブンイレブンの商品も一部仕入れています。私の周りの方々で、セブンイレブンが出している「蒙古タンメン中本」の熱烈なファンがいます。ユアーズが仕入れていたのですが、一時的に無くなってしまいました。

 

 「蒙古タンメン中本」のファンたちは、どうしても食べたいので、島外からわざわざ輸入するために本土に渡るとまで言っていました。そこまで熱望する「蒙古タンメン中本」、一度も食べたことのなかった私も気になってきました。

 

 本土に渡ったとき、買ってみました。辛いもの苦手なのですが、なかなか美味しいですね。人からすぐ影響されると発見できることもありますね。f:id:koritsukei:20240323094511j:image