取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

2020-01-01から1年間の記事一覧

切手の料金

コンビニで切手を買い、その切手を封筒に貼り、ポストに投函する。切手の料金は、郵便局のホームページで調べる。定形外で速達にすると490円になる。 コンビニ店員に切手490円分くださいというと困った顔をされる。色んな種類の切手が入っているトレイを出さ…

サウナの魔力

サウナで身体をアツアツにする。続いて水風呂で身体をヒエヒエにする。最後に屋外に置いてある椅子に座る。頭がグワングワンする。このサイクルを数回繰り返す。身体からストレスが抜けてスッキリする。 頭がグワングワンする気持ち良さは、日常では味わうこ…

天狗になりたい

小さい頃、誰しも思うはずだ。天狗になりたいと。私もその1人である。高尾山には天狗がいる。弟子入りしなければ…。 朝、5時。アラームで目覚める。天狗は明朝か夕暮れ時に活発に行動すると仮説を立てている私は明け方登頂することにした。支度をして、電車…

お台場といえば…

お台場にはたくさんの商業施設やアミューズメントパークがある。つまり、デートにもってこいの場所である。ということで、お台場デートした。 ダイバーシティ東京にあるラウンドワン スポッチャに行った。バドミントンをする。「5点先に入れた方が勝ちね。」…

これではなかった

漫画家井上雄彦さんの作品である『リアル』。好きでたまらなくて30回以上読み返している。その作品の中で、主要キャラの一人がお守りを持っている。真ん中に「勝つ」と書いてあるお守り。お父さんが息子にくれたお守り。私の好きなシーンの一つである。 父「…

火って先端が見えにくいよね

ウインナーを5本小さな鉄鍋に入れて焼こうとした。まずは、ガスコンロで火をつける。パチチチチという音とともに火がつく。あれ、火が綺麗な円状になっていない。鉄鍋をコンロからおろす。奥側の半分しかついていない。なんでと思い少し覗き込んだ。ほんの少…

ダイソンのドライヤーの風量

ダイソンのドライヤー5万円を使っている。そんなに髪の毛長くないのにと笑われた。購入理由を述べる。いずれ消えゆく可能性がある毛髪がなくなってからでは使えない。だったら、まだ使えるうちはせめてよいものをということだ。 CMで主張されているように風…

渋谷で散髪するだけ

人生の半分ほどを坊主頭で過ごしている。特にここ数年は。散髪は、マイバリカンで刈り上げるか、1000円カットで済ませる。一般的な成人男性の散髪代をはるかに下回る水準ではないだろうか。 久々に髪を伸ばしてみたいと思った。坊主頭がそのまま放置されると…

電車怖い

移動手段はもっぱら電車である。最近になってよく利用するようになった。しかし、電車でよく恐怖体験をする。 深夜のガラガラの電車。座席はまばらに埋まっている。私の目の前にはいかついスキンヘッドのおじさんが缶ビール片手に足を組んで座っている。絶対…

羞恥心と好奇心の闘い

お台場のとあるショッピングモールの7階にスケボーのパークがある。そこでは、スケボースクールが開催されている。スクールはビギナー、ミドル、ステップアップ、エキスパートとレベルアップしていく。スケボーを一人でコソコソと練習しているが、ちっとも上…

髪を染めた末路

中3の夏休み、小学校の校庭で髪を染めた。鏡を見ずに髪を染めるとまだらな茶髪に仕上がった。中学校の校則には、髪を染めてはいけないとある。夏休みは終わり、2学期始業式の日となった。先生に反発することなど一度もなく、大人しく誰の目にも止まらない、…

髪を染める

大人への憧れか、お洒落になりたいと願ったからか、単なる興味本位からか、ティーンエイジャーだったころ髪を染めたいと思った。中学3年生の夏休みのこと。近くのドラッグストアで、染料を購入。家には母がいる。優等生の僕が髪を染めようものなら母は怒り狂…

革靴を履いた僕

革靴に魅了され、伊勢丹の紳士靴売り場でしどろもどろしながら購入した。フロアで一番不審者感を醸し出していたと思う。店員さんが親切で本当に助かった。苦労して購入した革靴をデビューさせようではないか。 自宅から最寄り駅まで徒歩15分ほど。新品の革靴…

葉巻を嗜む

お笑い芸人オードリー若林さんの著書『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』を読了した。キューバで葉巻を嗜んだらしい。またしても人に影響されるという信念により、葉巻とはいかなるものか、好奇心がニョキニョキと芽生えた。 調べてみると、シガー…

信念?

人の影響を受けるという信念を持っている。信念という言葉からは、強い芯のようなものを感じる。ブレない、左右されないような。"人の影響を受ける"と"信念"という一見矛盾する二つが組み合わさることにより、テキトーな人間性が露呈する。 スキンケアをしっ…

小学生とガチンコバトル

千駄ヶ谷に日本将棋連盟の将棋道場がある。建物の上階では、プロ棋士も対局しており、まさに将棋のメッカである。将棋は、スマホアプリでちょくちょくやる。小学生から細々と続けてきた。腕試しをしようではないか。ふと思い立ち、意気揚々と向かった。 道場…

みんな気が合う

自転車で小道を進んでいると前からおじいちゃんが自転車でやってきた。左側に避けようとすると、おじいちゃんも同じ側に避けようとしてきた。再度、反対側に避けようとハンドルを切る。同じタイミングでおじいちゃんもハンドルを切った。わおーって感じで私…

腕が限界を超えた

高校生の頃、電車で学校に通っている時期があった。電車は、7駅ほどで約30分。東京の超満員電車ほどではないが、そこそこ混んでいた。 その日は、運悪く安定感のあるポジションを確保できなかった。ドア付近のちょうど車両ど真ん中である。つり革が少し遠く…

おじちゃんを癒したい

電車の座席に座っている。駅で電車のドアが開き、荷物を両手に持ったおじちゃんが乗ってきた。スーツ姿で、赤いネクタイをしている。雨で前髪とメガネのレンズが濡れている。私の隣の席に腰を下ろした。 電車が駅を出て少し経つと、おじちゃんは、疲れが溜ま…

卓球場では空気を読まない

高校時代からの友人と最近再会し、時々会うようになった。サッカー部で爽やかで社交的でお洒落で賢くて何でも器用にこなす彼は、水泳部で根暗で人見知りでダサくて阿呆で不器用な私から見るとスーパーマンである。そんな彼と卓球で勝負することとなったのが1…

おばあちゃんの味

大学生の頃、母親の勧めで歯医者に行った。感じがよく、丁寧に診てもらえるとのこと。歯医者には滅多に行かないので緊張して向かった。 母の言う通り、とても感じがよい歯医者だった。受付の方はとても丁寧で、人当たりがよい。歯科衛生士さんも感じがよい。…

辛いものが苦手な理由

辛いものがあまり得意ではない。食べるときは水を飲むペースがはやくなる。顔からは汗が吹き出る。唇がジンジンする。しかし、一番つらいのは食べる時ではない。 麻婆豆腐も汁なし坦々麺もキムチ鍋も辛いけど旨い。旨いから時々食べる。時々しか食べないので…

妹はアーモンドの運命

時として人はすっとんきょーなことを思いつく。小学生の頃か中学生の頃だったかは定かでない。過去の自分がなぜそのようなことを言ったのか。理由なんてなかったのかもしれない。久々に実家で過ごしているとき、ふと妹につけたあだ名が頭をよぎり、ため息の…

高級肉ほど柔らかい

焼肉を頂戴した。御馳走である。肉美味しい。高級な肉も頂いた。あまり噛まない。肉とろける。 肉が高級であればあるほど反比例して噛む力は小さくなる。高級な肉を滅多に食べないので、これが真であるかは分からない。私の経験上は、全くその通りである。 …

ブログアクセス数

ブログのアクセス数が1日あたりどれくらいかを見ることができる。最近では1日に数回は見られている。ブログはじめたての頃は、1ヶ月に1回ほどしか見られていなかった。うれしい。この喜びを妹に伝えた。 「それ、多分私よ。」 このブログでは、兄の戯言を妹…

宇宙への旅立ち

長期に渡る訓練を終え、宇宙への旅立ちが迫ってきた。夢が叶うその瞬間は刻一刻と迫っている。私をずっとサポートしてくれたマネージャーからロケットに乗る前に一言声をかけられた。 「大をすませておけ。」 ロケットは、大変高価な乗り物だ。重たいものは…

人体実験

私には悩みがある。屁が強烈な個性を放つのである。時として己の鼻で感知して嗚咽がでる。時として赤の他人の鼻で感知され、くさっという一言を産む。過激なテロ行為として取り締まられる日も近いかもしれない。この緊迫した問題を解決するために人体実験を…

マスク

外出する際にマスクが必需品となった日常。汗の止まらないここ数日。マスクの下はサウナとなっている。鼻の頭は、せっせっと発汗し、マスクに汗染みを作っている。もし汗をかくことで、痩せることができるのならば、鼻だけが部分痩せして小鼻になることだろ…

物語の扉

外出するため、ドアを開けた。部屋のひんやりとした空気と外の悶々とした空気の境をすり抜けると、そこに紙切れが落ちていた。これは、もしや新しい扉への入り口か。このあと、ウサギを追いかけて不思議な国に迷い込むのか。それとも、亀を助けて海底へと導…

緊張のパラメータ

人は任されて強くなる。責任感をもち、入念な準備をする。いよいよ本番の日を迎える。目に見えない緊張が身体の節々にあらわれる。 緊張すると汗をかく。心臓の鼓動がはやくなる。息が苦しくなる。私の場合、これだけではない。朝の歯磨きで身体に異変が起き…