取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

一流の掛け声

 イチロー選手は、バッターボックスでスイングをするとき、ふんっという掛け声を出す。

 

 室伏広治選手は、北京オリンピックでハンマーを投げた瞬間、いああーという掛け声を出した。

 

 マニーパッキャオ選手は、パンチを打ち出す瞬間、ワァ、ワァ、ワァと掛け声を出す。

 

 私は、鼻の中に異物があると思ったとき、ふんっと掛け声と鼻息を出す。

 

 私は、布団から起き上がるとき、背伸びをしながら、いああーという掛け声を出す。

 

 私はムカデがお腹を這いずり回ったとき、ワァ、ワァ、ワァと叫ぶ。

 

 私は一流に近づいている。