取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

暑さのせいで

 暑さにより外出することが億劫になる。家の中では、エアコンがフル稼働。除湿しまくっている。すると、家の中の空間と外の空間が天と地の差になる。玄関のドアを開けると、セミの鳴き声や太陽の燦然とした姿、もやーっとした空気の塊を感じる。100歩も歩かないうちに汗が吹き出す。マスクの鼻の部分とシャツの汗染みが気になりだす。もう少し気温が低い時に歩いていると、考え事をすることもできるが、今は無理。脳の中があちーで満杯になる。

 

 すると買い物に行く頻度も減る。一刻も早く家に帰りたいから。すると冷蔵庫の中がスカスカになる。腹がへって冷蔵庫を覗くとうなだれる。買い物に行かなければならない。買い物の時に使うリュックを準備していたら、1日分のビタミンがころっと出てきた。めちゃくちゃ感動。暑いから買い物行きたくないけど腹へっているというシチュエーションで1日分のビタミンが出てくる。例えるなら、毒に侵されたドラゴンクエストの主人公が、生き絶えそうな時に、ギリギリ教会に到着し、毒の治療ができたときだ。

 

 暑さのせいで、例えもおかしいこと言ってるな。