取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

そうか、私は恒温動物だ

 寒い夜、お布団にくるまれてぬくぬくするのは至福の時ですが、最初にお布団の中でどのようなポーズをとるかがとても大切です。はじめのポーズから少しでもズレてしまうと、お布団の冷たい部分が接触してしまいます。一気に眠気が吹き飛んでしまいます。

 

 この瞬間、私は恒温動物であることを思い出します。自分の身体(約36.5℃)から輻射される熱が、身体と接触している布団で吸収や反射をされることで、温かく感じることができます。接触していない部分は私からの愛、ではなく熱を受け取っていないので、ちっとも温かくありません。

 

 ぬくぬくお布団の面積を広げるには、身体の体積を変えずに平べったくなるか(ぬりかべのように)、体温を今より上げることが考えられます。非現実的なアイデアしか思い浮かびませんでした。寒い日ははやく暖かくなることを願い、暑い日は涼しくなることを願うわがままやろうのボヤキでした。