取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

仁川空港から飛び立つまで

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 異国の空港では、ドーナツを買うのも一苦労ですが、どのように待ち時間を過ごせばよいのかも一苦労です。コミュニケーションが得意な方ならよいですが、私の場合はコミュニケーションできないので、やることがかぎられてきます。

 

 とても広い空港なので、端から端までウォーキングをすることにしました。これなら、コミュニケーションの必要もありません。ひとまず265番ゲートから飛び立つ飛行機なので、ゲートの下見にいきます。このとき、仁川空港にいる人の中で最も心配性かつ慎重なのは、私だったと思います。3時間も前に下見をしているのですから。265番ゲートは、空港の端にありました。空港の真ん中から早歩きで7分くらいかかります。続いて反対側に向かいます。空港は弓のような形をしています。反対側まで到達するのに、15分ほどかかりました。

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 途中ラウンジがありました。どうやらジムやシャワーがあるようです。残念ながらやっていないようでした。

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 ウォンを使おうと思い、スターバックスに寄りました。いちごミルクを注文しようとしたのですが、売り切れているようです。あたふたしながら、無言でメニューを指さしました。謎のドリンクをオーダーすることができました。おいしかったので、結果オーライです。

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 16時より30分以上前にゲート前にきました。余裕のよっちゃんです。本でも読みながら待っています。周りには全然人がいません。マレーシアに行く人少ないんだなと思っていました。しかし、16時の5分前になっても人がいっこうに増えません。おかしいと思い、電光掲示板を確認すると、ゲートが239番に変更されていました。

 

 まずいです。ゲートの位置は空港の端です。端から端まで移動しなければなりません。10分以上かかります。先ほどまでは、ゾンビのように彷徨っていましたが、今度は小走りでゲートにむかいます。

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 ギリギリセーフでした。空港で最も息を切らしながら、飛行機に乗り込みました。我ながら危なっかしい奴だと思います。結局、ウォンは使い切ることできませんでした。