クアラルンプールの空港からマレーシアのホテルへと向かいます。事前に調べていた情報によると、空港でタクシーのチケットが買えるようです。チケットカウンターを探しますが、見つかりません。空港の3階から1階を彷徨いますが、分かりません。
途中、エスカレーターを使おうとすると、空港の係の人に怒られました。恰幅のよいマレー人です。どうやら仲間がカートを運ぶようです。カートの列が途切れたので、再度行こうとすると、また怒られました。言い方が優しくないし、何言ってるか分からないし、少しぐらい行かせてくれてもいいじゃねえかと思い、「ハゲタコめ」と捨てゼリフをはいて、その場を去りました。私は恥ずかしい日本人です。
いつまでもタクシーチケット売り場が分からないので、電車で行くべきか、他の手段で行くべきか悩みました。立ち止まって、考えますが、異国の地は怖いものですね。スマホで空港のWi-Fiにつなごうとして、気づきました、Grabというアプリいれてたわ。
Grabは、オンライン英会話のマレーシアに住む先生が教えてくれたタクシーよべるアプリです。使い方よく分かりませんが、テキトーにやってみたら、ドライバーがこっちに向かう手配ができました。火事場のクソ力ですね。
タクシーが来たという通知がきました。英語なので、多分そうなんだろうくらいしか分からないのですが…。タクシー乗り場を探しますが、いません。ナンバープレートらしき情報を頼りにタクシーの長い列を探すのですがいません。空港の端から端まで探しますがいません。2往復しました。
タクシー着いてもう10分くらい経っています。ドライバーが「このハゲタコ日本人が！！」といって帰ってしまわないか心配でたまりません。アプリを見ていて奇跡がおきました。Lebel1と書いてあることに気づきました。今いる3階から1階に急いで向かいます。
ONE PIECEのインパルタウン編を見といてよかったです。1階に行くとタクシーがいました。「ソーリー、アイワズロスト」と言って謝罪しました。伝わってるのかよく分かりませんが、優しそうな顔してたので、少しホッとしました。
タクシーが出発し、ホテルに向かいます。けっこうな距離です。1時間くらいかかります。ドライバー、めっちゃひとりごとを言っています。歌をうたいます。マレーシア、おそろしいと思いました。
ホテルに着いてフロントでチェックインです。前に1人だけ人がいます。10分くらい待ちました。どんだけ待つんだよ。心の狭い私は激おこプンプン丸です。何はともあれなんとかホテルの部屋に着きました。日付が次の日にかわっていました。とほほです。
