取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

ホルモン定食が食べたかった

 サービスエリアでご飯を食べることにしました。メニューが豊富にあります。食券の券売機の前で、前の方がどれにしようか決めかねていました。私がホルモン定食を食べようかしらと思っていると、前の方がお先にどうぞと言ってきました。私は慌てて券売機でホルモン定食を探すのですが、見つかりません。そして、先を譲られたことにより、待たせるわけにはいかないという心理状態になりました。焦ると視界が狭くなってしまうのでしょうか、必死に探しても見つかりません。あっ、ホルモンという言葉が見つかりました。しかし、このホルモンには、かっこうどんつきそばつきとあるじゃないですか。しかも、少しリッチなお値段です。うどんやそばをつけたい気分ではありません。このとき、ホルモンかっこうどんつきそばつきで妥協してしまうべきか、時間をかけてでもホルモン定食を探すべきかという天秤が揺れ動きましたが、結局うどんつきそばつきを選んでしまいました。ご飯を選ぶのもままならない悲しい週末でした。

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