取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

テッパン一発ギャグ

 人生において一発ギャグを披露する機会は突然やってくる。もしかしたら、それは明日かもしれない。私も突然その日がやってきた。

 

 披露する人数は9人。長らくあたためにあたためぬいた一発ギャグ。実行。手応えはそこそこ。

 

 これはなかなかいいのではないか。自信を確信に変えるため別の機会に披露。今度は19人。実行。手応えはまったくない。誰も笑っていない。

 

 自信は確信に変わらなかった。しかし、2回しか披露していないので、まだ希望は捨てていない。

 

 やり方を誰も知りたくないだろうが説明する。まずは、真っ直ぐに立つ。この際、披露する方向に対して真横を向く。そこから、少しお尻を突き出す。続いて、披露する方向に顔を向ける。突き出したお尻を無表情で一定のリズムで叩く。ポイントは激しく叩くこと。何度か叩いたあと、ダンディな声で永久けつばーんと言う。これは、永久欠番という文字をもじっている。そのあとしばらく尻を叩き続ける。

 

 みなさんも一発ギャグを披露しなければならないとき、ぜひ活用していただきたい。ウケルかスベルかの責任は一切負いません。