取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

身体の一部が持っていかれた

 先日登山をした。比婆山という標高1256mの小さな山だ。登りに約1時間30分、下りに1時間。休憩時間も入れたら合計で3時間だ。

 

 12時に登頂開始。天気は曇り。少し肌寒い。木々の隙間からキラキラとした木漏れ日はなかった。鳥の爽やかなさえずりもなかった。薄暗い感じ。自然の恐ろしい雰囲気を久々に味わった。ただ、久しぶりということもあってかウキウキしていた。

 

 登り始めて45分ほど。かかとに痛みを感じた。もしやこれはくつずれではないか?両足のかかとが少しずつ痛みを増していく。

 

 山頂へ到着。心肺機能に問題はないがかかとには問題があるようだ。昼御飯は、カップラーメン。自然に囲まれて食べると普段の2割り増し美味しく感じる。自然マジック。下山は、かかとへの負担が少なくなるようにそろそろと歩いた。

 

 なんてお手頃なコースだろう。心地良い疲労を感じながらゴールした。すごくちょうど良い。温泉に入り最高と思いきやシャワーのお湯はかかとに激痛を走らせた。ぐわって声が出た。かかとの皮は、肉体から剥がれ、白くなってういていた。ぺろんと皮を剥がすと赤い肉がむきだしになった。シャワーのお湯がちょっと当たるだけで激痛。恐る恐る温泉につかっても激痛。更衣中、靴下はいても激痛。

 

 帰りはサンダルになった。1日経った今、いまだにかかとは激痛。このあと入る風呂大丈夫だろうか?こわっ。くつずれを起こさない方法を次の登山までに考えとこ。