取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

サイボーグは空港の金属探知機にびびる

 中学1年生の頃、右膝前十字靭帯を断裂して手術をした。その際に、10本以上の金属製のボルトが体内に埋め込まれた。この日を境に、私はサイボーグとして生まれ変わった。ボルトは骨の成長に伴い、骨に埋もれてしまったらしい。

 

 手術をしてくださったお医者さんは、「飛行機の金属探知機に反応するかもね、あはははは。」と軽く言っていた。そのせいで、手術後はじめて金属探知機のゲートをくぐるときは緊張した。反応は一切しなかった。

 

 この情報が飛行機のハイジャックを企てる人に知れたらまずい。自分の身体の中、厳密には骨の中に刃物を隠し持たれたら、金属探知機を素通りされてしまうだろう。

 

 まあ、取り出すことできないだろうけども…。