取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

巨大なカエルにびくついた話

 びっくりすると心臓が飛び出るという表現があるほど、びっくりは心臓に負担があるのだろう。歩いていて巨大なカエルの存在を足元で認識したとき、全身が恐ろしい速さで反応した。いや、反射した。身体ってこんなにも機敏にびくんってなるのか。

 

 身体がすばやく動くということはエネルギーを消費するということ。しかも平穏状態から一気に激しく動く状態になる。例えるならエアコンの電源をオンにした瞬間である。エアコンは少しの時間の外出であれば、ずっとつけているよりも電源をこまめにオンオフする方が消費電力が大きいというではないか。

 

 エアコン同様、身体も突然びくんとなると消費カロリーは大きい。よってここにびっくりダイエット理論が誕生する。いっぱいびくんびくんしてたくさんカロリーを消費できるのだ。

 

 この理論には一つだけ欠点がある。心臓が負担に耐えきれない可能性だ。へたすると、びっくり死する。びっくり死とは、お笑い芸人の西森洋一氏が提唱している死に方だ。殺人事件になりかねない。驚かすようにお願いした人が殺人犯になってしまう。

 

 巨大なカエル、マジで怖かった。