取るに足らない小噺ブログ

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偽名

 名前は人を特定する情報の一つになります。そんな名前をあまり名乗りたくないときがあります。例えば、怪しい雰囲気の人に、突然道で名を尋ねられたときです。そんなとき、咄嗟に本名を隠す偽名を考えました。

 

 偽名が目立つことはよくありません。自分の情報を特定されないために、大多数の中に紛れるものにしなければなりません。日本で一番多い苗字をインターネットで調べると「佐藤」だということが分かりました。

 

 続いて名前です。私が生まれた年に一番多い名前を調べると、「翔太」だと分かりました。つまり、苗字と名前を組み合わせると、「佐藤翔太」になります。

 

 この名前をGoogle検索すると、約8,730,000件の検索結果が表示されます。自分の名前を同様に検索すると約2840件です。インターネット上での特定難易度は、約3074倍になります。なかなか素晴らしい偽名です。「佐藤翔太」がいかに優秀かを、さらに検証するために、適当に「田中悟」という名前を検索しました。約11,200,000件の検索結果が表示されました。インターネット上での特定難易度は「佐藤翔太」よりはるかに優秀でした。

 

 偽名を考えるのもなかなか難しいです。