取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

開かないロッカー パート2

 ダイヤル式の鍵が付いているロッカーに貴重品を入れました。鍵を閉めるときに4桁の番号を合わせます。私は7月31日生まれなので、0731にセットして鍵を閉じました。

 

 帰りにロッカーを開けようとします。0731に合わせて鍵をひねろうとするのですが、ひねれません。数字をバラバラにして再度チャレンジしてもびくともしません。1731とか0831とか全ての数字を微妙にずらしますが空きません。

 

 たまらず店員さんに言いました。「申し訳ないのですが、鍵が開きません(泣)」よくあることなのでしょうか、店員さんはレジの中から鍵を取り出してロッカーを開けてくれました。「お手数おかけしました。ありがとうございます」そう言って財布とスマートフォンを取り出そうとすると、見知らぬ財布が入っていました。そりゃー、ダイヤルいくら合わせても開かないわけです。

 

 私の貴重品は必死に開けようとしていたロッカーの一つ下に入っておりました。赤面しながら店をそそくさと去っていきました。