取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

ヴィトン

 King GnuやVaundyに憧れて、バンドをやりたくなりました。歌もうまくなけりゃあ、ギターも弾けず、ドラムもできませんが。ひとつだけ、ピアノを幼き頃にやっていました。まあ、実力はありませんが。

 

 動きはじめなければ何もはじまらないと思い、まずは職場の人に「バンドやりませんか」とお尋ねしました。いや、お尋ねというより、断れそうにない人に「バンドやりますよ」と言って、相手の了承も得ずに、強引にバンドを結成しました。

 

 ギター担当、ベース担当を押し付け、私はドラムをやることにしました。バンド名は、『ヴィトン』です。あの高級ブランドの紛い物をイメージしております。素人たちでも、努力すれば、本物のように美しく見えるんだというコンセプトを込めています。

 

 私は電子ドラムを購入して、8ビートの練習をはじめました。気合十分です。ヴィトンというライングループも作り、そこにギター担当とベース担当を勝手に入れました。さあ、あとは各々練習するだけです。

 

 やはり押し付けたのは、よくなかったです。2人ともヴィトン結成から1ヶ月が経ちますが、楽器すら買っていただけません。完全に私1人の暴走です。振り返ると誰も付いてきていない哀れなリーダー気取り野郎です。結成1ヶ月でヴィトンは解散の危機となってしまいました。

 

 私はギターも購入し、一人でバンドをやることにしました。ボーカルとギターとドラムとピアノ担当です。

 

 誰かバンド入りたい人いませんかね…。

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