取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

H-1グランプリ出場

 職場でお笑いをする機会をいただきました。去年も今年もM-1に出られず、くすぶっていたので、声をかけていただいたときは嬉しかったです。しかし、お笑いの怖いところはウケない可能性があることです。しかも、日々顔を合わせる人たちの前でやるのは危険極まりないわけです。

 

 本番まで1週間ほどです。ネタを考えるのは面白いです。自分が観客なら笑える気がします。ネタ合わせもメチャクチャ楽しいです。しかし、一緒にネタを考える仲間たちから色々とご指摘をいただき、あれ、このネタ面白いのかという疑念が頭の片隅をよぎり始めました。どんずべりして、M-1の1回戦のような悲劇を繰り返してしまうのか。センチメンタルヒステリックを発動させてしまい、不安が積もりに積もります。

 

 いよいよ当日になりました。勤務時間が終わって、必死にネタを頭で反芻します。本番が近づくにつれ、心拍数が上がっていきます。本番直前の舞台袖で、緊張のあまり手汗が止まりませんでした。

 

 出囃子のあとついに登場です。お客さんはとても温かい雰囲気でした。スベッてもスベッたことに対して笑ってくれます。私はネタを2回トバしてしまいました。緊張したせいです。アドリブも少しいれましたが、相方にもアドリブを入れられ、頭真っ白になりました。

 

 来年のM-1に向けて、大変勉強になる経験をさせていただきました。反省して新たなネタを考えたいと思います。

 

 ぶつり〜まなぼ〜ぜえ〜♫