取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

くしゃみが牙を剥いてきた

 くしゃみには人の個性がでます。刹那の逡巡に爆発的な空気の砲弾を解き放つあの行為は、時として凶器になって襲いかかってきます。

 

 昼下がりの静寂の中、職場ではそれぞれが黙々とコンピューターに向かって仕事に取り組んでいました。そのときでした。背後からくしゃみが鳴り響きました。

 

 その爆裂音は、なぜだか私の笑いのツボをクリティカルヒットしてしまいました。もちろん誰も笑っていませんし、私もなぜ笑いそうになるのか分かりません。

 

 何がおかしいのか分からなくても人は笑ってしまうんですね。2日連続でツボをクリティカルヒットしました。私は職場でニヤニヤしている変なおじさんです。