取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

ウィンドミル投法

 近所に壁当てができるところがあった。大学時代の夏休み、私はひたすらソフトボールウィンドミル投法を壁相手に練習していた。野球やソフトボールの経験は、一切ない。私を見かけた人は、変な奴あるいはヤバい奴と思っていたかも…。毎日100球くらい投げ続けた。運動神経は、特に良いわけではなく、人並みより少しないくらいだと自負している。はじめの1週間ほどは、ボールが思ったところへいかず、なんでできないのか訳分からんといった感じ。ただ、なぜかやり続け、気づいたらそこそこ(3割程度)思ったところへ投げられるようになった。この時、練習を始めてから1ヶ月が経っていた。もしかしてソフトボールの才能があるのか?球速も上がり、自分の中では豪速球だと思い始めた。スピードガンで球速を計測すると72km/h。100km/hはあると予想していただけにめっちゃショック。ただ、試合で投げたいと思うようになり始めた。長くなってきたのでまたの機会に…。ウィンドミル投法、それは私の淡き青春。