取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

妹はアーモンドの運命

 時として人はすっとんきょーなことを思いつく。小学生の頃か中学生の頃だったかは定かでない。過去の自分がなぜそのようなことを言ったのか。理由なんてなかったのかもしれない。久々に実家で過ごしているとき、ふと妹につけたあだ名が頭をよぎり、ため息のようにすっと口から出た。

 

「アーモンド・ディスティニー」

 

 妹の名はあや。強いて言えば、"あ"しかあっていない。アーモンドの運命とは何なのか?食べられるという未来を予知したのか?妹が懐かしいと笑ってくれたので、これ以上考えるのはよしとしよう。