取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

理科で学んだことが役にたたないと言われたので苦し紛れの反論

 生物を哺乳類、鳥類、両生類、爬虫類、魚類に分類することを中学校でかつて勉強した。この分類を適用すると、どこに所属するのか分かりにくいものがある。クジラやコウモリやカモノハシなどなど。分類の仕方には限界があることを学んだ。

 

 女性と男性という分類も二つに簡単に分けられるものではないことが、最近わかっている。性自認や、性的指向など、考え出すと複雑であることが分かる。また、染色体もYYという組み合わせが女性、XYという組み合わせが男性と言われていたが、XXYやXYYという組み合わせの人がいることも分かっている。

 

 選挙のとき、どの政党を支持するか考えると、福祉面は良いが、教育面は違うなというようにマニフェストに一部賛成であるが、一部反対ということは往々にしてある。やはり支持する政党の分類も難しい。

 

 理想の会社に勤めたいと思うが、会社というグループによる分類を見てもそれは不可能ということがわかる。会社の方針で合うもの合わないものはあるし、気が合う人合わない人はいる。どのように分類してもそこには多様性がでてくるのだ。

 

 理科で学んだことが、ジェンダー、政治、進路決定にまで広がっていく。勉強って深いなぁ。