取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

コロナのワクチン接種

 新型コロナウイルス感染症のワクチン接種ということで、接種会場に行った。会場はビルの2〜3階が使われていた。会場では、係の方々が分かりやすく誘導してくださる。しかしなぜだろうか。みんな白シャツだ。おしゃれなカフェの店員さんのような雰囲気。そんなことを考えながら待っていると順番がやってきた。

 

 個別ブースに入り、係の方に「利き手はどちらですか?」と尋ねられた。『はさみ、歯磨き、ボール投げは左です。字を書くのは右です。箸を持つのは両方です。』と答えていたら、ぶん殴られただろうか。個別ブースの椅子の向きからして左肩に打ってもらう方がめんどうがなさそうだ。ということで、『左です。』と答えた。「では、椅子の向きを反対にしますね。」と言われる。ああ、しまった。注射を打ってほしい方の腕を答えてしまった。咄嗟に答えを翻す。『じゃあ、右で…。』

 

 係の方は確実に思われただろう。「じゃあってなんだよ。」この一連のやりとりをワクチン接種あとの安静にしておく時間で反省していた。