取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

轟音あるある?

 外から轟音がきこえてくる。部屋の中でごろんとしているので、起き上がってわざわざ視認しようという気は起きない。飛行機の音だろう。ゴゴゴゴゴゴ…。爆音が近づいてくる。見えないから頭でイメージする。あれ、なんか音でかすぎやしないか。

 

 飛行機が突っ込んでくるのではないか。少し先の未来を思い描く。床に這いつくばったまま、窓の外が見える位置へと移動する。飛行機がはるか上空を飛んでいるのが確認できた。ほっと胸を撫で下ろす。

 

 あんなに距離が離れているのに近づいてくると錯覚する飛行機。私の感覚がおかしいのだろうか。それとも、私のように窓の外を見て確認する人はいたのだろうか。

 

 「飛行機かなり上空を飛んでいるけど、その音が大きくて突っ込んでくるんじゃないのかと思いビビってしまう」ってあるあるなのかしらん。