取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

赤い頬

 仕事終わりに、あらゆるストレスから逃れたいがために、ランニングをします。無心で1時間ほど走ります。寒さで手が痛みますが、走り終わったあとは気持ちいいものです。

 

 そのあと、夜ごはんを買いにスーパーに行きます。作るのめんどくさいのでお惣菜コーナーにすぐ行きます。今夜の運命のお惣菜ちゃんを決めるために、物色します。

 

 ふと、頬を手でこすりました。赤い血の塊があります。どうやらはなぢちゃんが外の世界に飛び出して頬に着地していたようです。

 

 いつからはなぢちゃんは頬についていたのでしょうか。職場で失礼しますとはなぢつけながら言うおじさん、ランニングのあと気持ちいいと汗を拭うはなぢつきおじさん、運転しながらはなぢつけてるおじさん、唐揚げ買おうか迷ってるはなぢつきおじさん。

 

 恥の多い人生です。