取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

寝袋で眠る日々

 上京して今日で5日目になる。超ミニマリストな生活が続いている。

 

 3月から4月は引越しシーズンで、引越し業者は繁忙期となる。3月に引越し先が決まったため、業者にお願いするのが遅かった。自分の想像していた4倍ほどの見積額が出たり、空いている日時が少なかった。見積額聞いたときは本当にぼったくりなのかと思ったが、説明を聞いてそんなものなのかとしぶしぶ納得した。いや、しぶしぶだから納得していない。なんとか交渉して金額をさげていただき、4月11日にこちらに荷物が届くことになった。担当者様、本当にありがとうございます。

 

 ただ、上京する日を4月1日に設定して準備をしていた。鍵の受け渡しやらガスやら水道やら電気やらの手続きを11日に変更するのも厄介だ。そこで、キャリーバックとリュックに詰めれるだけ荷物を詰め、その荷物だけで1週間ほど生活することにした。もちろん、布団は持っていけない。キャンプが好きなので寝袋を持っていた。1週間はこいつを寝具にしよう。ちなみにこの寝袋はTHE NORTH FACEの高額なものである。f:id:koritsukei:20200407100906j:image

 

 高額だから機能性抜群であろうという浅はかな考えで商品を購入する、商売人の格好のカモが私である。しかし、この寝袋は、冬キャンプで気温0℃の夜も快眠できたので、よい買い物であった。寒さに打ち勝てることは実証済みである。こいつがあれば間違いない。

 

 寝袋にくるまると温かい。全身をダウンに包まれたような温もりだ。初日気付くとぐっすり眠っていた。2日目も3日目も気付くとぐっすり眠っていた。寝付きは抜群によい。朝、身体の節々が痛いことを除いては…。床が案外固い。筋肉痛なのかとはじめは思っていたが、床が固いので身体が痛いようだ。はやく、布団が届くことを夢見て今日も寝袋で眠る。寝袋ミニマリストに私はなれない。