取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

多趣味

 私は多趣味だ。多趣味というと、たくさんのことを楽しめてよいようにきこえるが、ようは広く浅いのだ。趣味は何ですかときかれると、選り取り見取りで答えられるのだが、特技は何ですかときかれると途端に答えられなくなる。

 

 ドラゴンクエストでいうとレベル10未満くらい。初代ポケモンでいうとニビシティくらい。登山でいうと1合目手前くらい。マラソンでいうと3kmの地点くらい。ディナーでいうと前菜くらい。そこら辺で留まっている。どれもこれもまどろっこしい例えやな。

 

 何かを上達させていく過程を考えると、初心者からはじまり、中級者となり、より熟達していく。どうやら私は初心者として右も左も分からぬところから新たな世界がはじまっていく過程が好きなようだ。そこに喜びを感じるため、色々なことに手を出すのだ。

 

 と、飽き性を棚に上げて言ってみる。