取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

温泉で癒されたい

 昨日からとても冷え込みます。気づけば12月です。あっという間に時は過ぎ去ってしまいます。我が家は、プレハブ小屋のようなアパートのようなつくりです。隙間風(もはや窓半開き時の風)が身体にとてもしみます。こんな時は、お風呂で温まるにかぎります。

 

 どうせなら入浴剤でも使って、最高なお風呂タイムにしようではありませんか。ということで、ウォンツに寄って入浴剤コーナーを物色します。見つけました。「いい湯旅立ち にごり湯の宿」です。

 

 北海道登別、群馬草津、兵庫有馬、大分別府とあります。さて、今日はどの名湯に思いを馳せ存じ上げようかしら。直感がびびっとしました。登別の気分です。f:id:koritsukei:20221201205635j:image

 

 乳緑色の湯につかります。はあ、登別ってこんな感じなのかね。脳がとろけていきそうになります。きんもちいいです。「ちょ、ちょ、ちょ、ちょ、まてよ。」思わず木村拓哉になってしまいました。本当に登別温泉はこんな色なのか?天然の色でこんな感じになるのか?

 

 困ったらGoogleさんに相談です。『登別温泉 色』で検索します。はてはて、乳白色とでてきます。登別温泉を想像しながら癒されていた純粋無垢な私のハートは傷つきました。騙されたのかしら?

 

 入浴剤の袋を見直します。よかったです。騙されていたわけではありません。パッケージの下に書いてあります。「本品は、温泉の湯を再現したものではありません。」でもなぜでしょう。真相を解明したというのに、心は晴れません。もういっそのこと、この色が登別温泉だと勘違いしていた方がよかった気がします。ああ、いと辛し。f:id:koritsukei:20221201212052j:image