取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

自幸帰省

 自分を犠牲にしてまで他人のために行動するというのは良くないことなのだろうか。自分を犠牲にするということは、他人のために動いて自分は何かを失うこと、そんなことをして心身疲弊してしまい何もできなくなってしまったらとんでもないじゃないか。たしかに一理ある。しかし、本当に自分を犠牲にしていると言えるのだろうか、他人のために行動すれば何かを失ってしまうのだろうか。例えば、他人のために行動する。その結果、その人との関係が良くなる。その人と楽しい時を過ごせる。いつもハッピーになれる。自分が他人のためにした行動が、気づけば自分のためになっている。これは、自分を犠牲にしたと言えるのだろうか。このことを自幸帰省(じこうきせい)という。自分へと幸せが帰ってくるのだ。断じて自己犠牲ではない。つまり、私は今自幸帰省のために行動している。そう思わないと、深夜残業やってらんねー。