取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

見てくれゆえに

 4月は出会いの季節ということで、新たに知り合う方々がたくさんいます。すると、自己紹介の機会がちょこちょこでてきます。私は自己紹介が苦手です。1対1ですると、いやーな間ができます。そんなとき、私と真逆な積極性のある方々は、会話を盛り上げる糸口として、質問で「野球してましたか?」と聞かれます。私の見てくれが坊主頭のためでしょうか。

 

 献血をしに行きました。献血をするには様々な項目をクリアしなければなりません。血液検査の採血をするために、指を出してくださいと言われました。手のひらを上にして左手を差し出します。手の皮がべろんべろんになっています。先日のボルダリングによる後遺症です。「これは、献血できませんね。医師に確認してみます。」と看護師さん。医師がやってきて質問します。「素振りでもしとるんかいの?」『いえ、ボルダリングです』「なるほどー、今日は献血できないね」結局、手の皮が治るまで献血できないということでした。やはり見てくれが坊主頭のため、野球をしていると思われました。

 

 野球イコール坊主頭という図式は根深いということを痛感する日々です。