取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

肯定的な審判

 私が参加させてもらっている草野球リーグの今シーズンが終了しました。チームは5チーム中4位でした。個人成績を振り返ると、2安打しか打てず(20打席以上あったと思うのだが)、エラーもかなりして不甲斐ないものとなってしまいました。来シーズンに向けてキャンプインしなければなりません。グアムあたりに行きましょうか。

 

 今シーズン最終戦は、審判です。公正なじゃんけんの結果、一塁審をすることになりました。極力きわどい判定がないことを願っておりました。中学生くらいのころには、野球をテレビで見ていたりしましたが、審判ってどこに立っているのでしょうか。いざやろうとなると、まったく思い出せません。野球経験者の方に立ち位置をレクチャーしてもらいました。

 

 試合が始まり、打球が内野に転がります。余裕のアウトです。分かりやすい判定で、ホッとします。アウトのポーズをとるため、右手をあげます。またゴロが転がります。アウトのポーズで、右手をあげます。スリーアウトになり、攻守交代です。

 

 二塁審をしてくださっていた野球経験者の方が私の方に歩み寄ってきました。私は「立ち位置大丈夫でしたか?」と尋ねました。「立ち位置はOKです。ただ、指を立てるとアウトではなく、グッドになりますよ。」

 

 私は右手親指を立てながら、アウトのポーズをとろうと右手を出していました。審判にもかかわらず、プレーヤーを賞賛するようなポーズをとっていたようです。選手からすれば、アウトか?セーフか?と審判を見て判断しようとしたら、審判が「いいねー、グッドだよ」のポーズをしているというお間抜けな状態だったようです。

 

 今シーズン最終戦でもやらかしてしまいました。いと辛し。