取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

見てはいけなかったものを見てしまいました

 無人島に一つだけものを持っていけるなら何を持っていくでしょうか。私はマイ耳かきを持っていきます。かつてこの質問を考えた時から答えは変わっておりません。それほど耳が日々かゆくなります。

 

 家の掃除は毎日しなくても、耳の掃除はやっております。さぞや日々のお掃除により綺麗な状態が保たれていることでしょう。しかし、つつくことはあれど、その穴の中を覗いたことは一度もありませんでした。

 

 最近、耳の中が見える耳かきをゲットしました。耳かきの先端に小型カメラがついており、スマホから小型カメラの撮影する映像が見えます。ついに恋焦がれた耳の穴の中を見るときがきたのです。

 

 耳毛があります。わりとフサフサです。そこに耳かすがポロポロとついております。続いて耳穴に耳かすがこびりついております。奥には白い膜があります。全体的にきちゃないです。風の谷のナウシカにでてくる腐海の森のようです。毎日掃除しているのに、ちっとも綺麗じゃありません。

 

 また一つ小さな絶望を積み重ねることができました。