取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

DNA(だからなんのあれだ)

 私のうちももの皮膚は異様にコンデションがよい。赤ちゃんと比べても遜色ないと自負している。お風呂から出る時に水をはじいている。

 

 私は、毛が薄い。髭は人生で数回しか剃ったことがない。34歳のおじさんで、私の知り合いにそんな人はいない。頭髪も薄いのは悩みであるが。

 

 肌や体毛について、Google様で検索すると、スキンケアや脱毛など、ビューティー関係のホームページがヒットする。人は様々な悩みを抱えている。ちなみに私は鼻が高いと言われたこともあるようなないような…。

 

 私のDNAをプロフィール欄に載せると喜ばれるのだろうか、嫌がられるのだろうか。

走り走れど

 最近ランニングをしています。3月の終わりに宮島マラソン、4月後半に福山あしだがわマラソンへ参加という目標もあり、練習せざるを得ない状況です。しなければならない環境を自ら作り出すのは、ぐうたらな私にとってはとても良いことです。

 

 練習しているとすぐ見返りを求めてしまいます。が、まったく速くなりません。もちろん個人差はあると思うのですが、どのくらいやったら速くなるのかが分かっているとよいのですが…。

 

 ドラゴンクエストのように、走り値が一定値に達するとランニングレベルが上がり、1km4分で走れるみたいになると、楽ですね。

 

 もう少しあがいてみようと思います。

鼻汁ブッシュー

 春です。花粉症が爆発しています。ひどい日には鼻汁がとまりません。ずっとティッシュを握りしめています。しかし、社会人の端くれとして任されたお仕事は一生懸命やらなければなりません。辛い日々です。

 

 お仕事をしていると、垂れてきました。すぐさま、ティッシュでディフェンスします。もうなんならティッシュを鼻の穴に入れて完全ガードします。すると、職場の人に「鼻くそほじってるね」と言われました。いや、ちがう、ガードしてるだけでほじってはいない。

 

 ほじるというのは、もう指を突っ込んで発掘隊のように動かすことだと思うわけです。アグレッシブにするわけです。私のは受動的に行なっているわけでほじってはいないのです。

 

 なぜほじっていないと必死に言い張りたいと思ったのかはよく分かりません。

超腸腸いい感じ

 仕事中にもう限界と思えるほどの腹痛が襲ってきた。急いでトイレに駆け込んだ。隣の個室には人が入っていた。しかし、一刻を争う緊急事態なので、普段なら隣の人に配慮して放出量を微調整するが、もうなりふり構っていられなかった。ぷっ、ぷーぷーぷっ、ぷっ、ぷー、ぷー、ぷー。割と高音の音が鳴り響いた。可愛い音のくせに、においはとてつもなくいかつかった。隣の人は水を流してすぐに出て行った。当然聞こえていたはずだ。

 

 なぜだろうか、人間として一回り大きくなれた気がする。

原因がやっぱりあるのね

 奴がやってきた。スギ花粉だ。私の鼻が緊急事態になった。今日は特にひどい。気を緩めると鼻水が無限に流れ出てくる。

 

 ティッシュで鼻をかみ続けるため、鼻の下もヒリヒリしてくる。呼吸も苦しい。アレジオンも、酷い日には効き目が半減している気がする。

 

 何でもよい、何か策はないのかと、Googleさんに尋ねると、食べ物について言及しているホームページがあった。そこにはトマトを食べるとよくないとある。

 

 そういえば、昨日朝起きてから真っ先にトマトのカップヌードルを食べたことを思い出した。

吾輩への再忠告

 食べ放題は苦手だ。少食で、量をなかなか食べれないことと、払った分だけはしっかり食べて元を取ろうという意地汚さで頭がいっぱいになってしまうからだ。まして、ビュッフェとなると金額がより一層高くなる。

 

 ビュッフェに行った。ゴージャスだ。一人5000円もした。朝ごはんを減らし、胃につめれるだけつめようという作戦だ。もうすでに意地汚い。席に案内していただいた。

 

 朝ごはんを減らしたせいで、空腹により本性が丸出しになっていた。案内された席が、ビッフェゾーンから遠い。人が多くてなかなか食べ物がスムーズに取れない。割り込んでくる人がいる。いちいち気にしてしまう。矮小なり、自分。

 

 私のような一般以下ピーポーにとって5000円はかなりの大金である。ほっぺたが落ちるくらいのクオリティを想像してしまう。あれっ、味が分からない。まあまあの味だった。どこが素晴らしいか全然分からなかった。とにかく高そうな牛肉だけをとりまくった。

 

 忘れるな、お主(自分)にビッフェの素晴らしさなど分からないことを…。

惰眠の果てに

 やるべきことからのプレッシャーに敗れ、惰眠を貪り尽くしたとある日の夜。気分転換にランニングに出かけた。

 

 薄暗い夜道では、目が利かず道路が闇と化している。意気揚々と走り始めて5メートル。身体がフワッとして、両手が地面に着地した。

 

 路肩の溝に落ちていた。惰眠を貪ったからだ。両手を軽く擦りむいている。やることはやくやろうとしないからだ。左膝の頭を擦りむいている。酸素を吸って二酸化炭素吐いただけだからだ。右膝の下の方擦りむいた。

 

 ばちが当たったとしか思えない。