取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

歩くとき視線は何処へ

 道を歩いていると人とすれ違う。このとき、どこに視線を向ければいいか分からない。

 

 前からやってくる人をジロジロ見るのは失礼な気がする。自分がジロジロ見られるのは嫌なので。下を向いて歩くと相手の動きが見れない。それゆえ、スムーズにすれ違えず、ぶつかったり、つっかえてしまったりする危険性を伴う。遠くを見ていると、平衡感覚がおかしくなりフラフラする。もはや八方塞がり。どこを見ていても困る。

 

 体格のよい人の背中についていくのが一つの打開策。背中を見つつ、周辺視野に意識を集中させれば、スムーズに歩くことができる。ただし、人が少ないところでは不審者に見えるし、自分の行きたい方向にいけないことがある。

 

 人はどこを見ながら歩いているのだろう。誰か教えてほしい。