取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

仕事や役職を一人称として使う違和感

 先生という仕事をしている方の中には、自分のことを「先生(私)はさあ、…」といった感じで話す方がおられます。なぜでしょうか、私には違和感があります。別の仕事に置き換えて考えてみると、その違和感の原因が分かりそうです。たとえば、会社の社長さんが「社長はさあ、こう思うよ。…」といった感じで自分のことを社長呼ばわりしていると、権力やその言葉の響きに酔っているようで、すごく胡散臭く感じてしまいます。他の仕事も考えてみましょう。医者、弁護士、建築士などなど。自分の仕事や役職などを自分の一人称として使っている場面に遭遇したことがありません。そして遭遇したとしたら思うでしょう。なぜ、自分の仕事や役職を相手に伝えようとしているのかと。ここまで、ウダウダと私見を述べてきましたが、この違和感を感じるのは私だけなのでしょうか。