取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

我が身に宿す得体の知れない何か

 私の身体には宇宙エネルギー的な何かがあります。かつてフジグラン緑井の2階のベンチに友人と二人で座っていると、お上品なおばさまが話しかけてくださりました。その方は修行をしており、宇宙に散らばるエネルギーをその手を介して人に注入できるということです。試しにやってみませんかと言われ、私が躊躇している間に友人が快諾しました。おばさまは太極拳のように華麗に腕を動かして私たちにエネルギーを送っているようでした。残念ながら私の感覚器ではそのエネルギーを感じることはできませんでしたが…。沈黙でいるのも気まずいので、私はおばさまに尋ねました。「そのエネルギーというのは、力学的エネルギーや熱エネルギー的なものですか。それともダークエネルギーのようなものですか。」おばさまは私には理解できない説明をされました。ということで、あの日から私の身体の中には、宇宙エネルギー的な何かが存在しております。