取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

替え玉のタイミング

 ラーメンの替え玉をするためには、脳をフル回転させ、状況判断に努めなければなりません。

 

 注文してからどのくらいで替え玉がやってくるのかは、各ラーメン店によって違います。一蘭のように、合理的なシステムで注文から提供までを管理しているとはかぎらないのです。その際、店内に客はどれくらいいるのか、厨房には店員さんがどれくらいいるのか、どのようなルートで替え玉が厨房から自分のところへやってくるのか、そういったことを見極めなければなりません。

 

 替え玉でもっとも悲しいのは、冷え切ったスープに麺を投入しなければならなくなってしまうことです。替え玉を待つ時間が長ければ長いほど、不安、焦燥、混乱で心が覆われます。「あれ、もしかして注文忘れられているのか?」

 

 ラーメン屋からの帰り道、替え玉の状況判断ミスをしきりに反省させていただきました。