取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

ガスが使えるようになった

 令和3年5月14日(金)から6月4日(金)までの計22日間。我が家のガス栓は閉じられていた。一応言っておくが、料金は滞納していない。

 

 我が住まいのアパートが、契約しているガス会社を変更することになった。大家の一存である。それにともない、ガスの開栓作業が5月14日に行われることになった。私はその日家にいなかった。ほっつき歩いていたわけではなく、お仕事で家をあけていた。5月14日より少し前にガス会社からのお手紙がポストに投函されていた。「もし、5月14日に在宅でないなら、連絡をください」と表記されていた。

 

 ズボラな私はポストを時々しかあけない。故にこのお手紙に気付かなかった。そして、いつの間にやらガスが使えないやないかーいという事態に陥っていた。

 

 そこから22日間、銭湯に通う日々となった。しかし、銭湯には営業時間がある。私は残業で遅くなってしまった日に、銭湯に行きそびれてしまった。まずい、このままでは汗が流さない。

 

 次の日の朝、意を決して冷水シャワーで身体を流した。小学生の夏の日、プール前のシャワーで絶叫をあげたことを思い出した。全身鳥肌が立ちながら、激しく呼吸をしながら、寒さに耐えた。

 

 そんな懐かしい思い出を抱え、久々の温かいお風呂を満喫した。