来る日も来る日も我が家の掃除をする。されども、部屋には埃や毛が落ちている。おまけに、床のワックスがはがれてきている。そのためかどうかは定かではないが、しばらく床に座っていると服の繊維が床にはりつく。立ち上がろうとすると、床のはりついていたところに埃が生成される。どうすれば、掃除に明け暮れなくなるだろうか。
一つ目の案は、山を購入して、山にテントをはり、そこで暮らす。そうすれば、時々テントの中を掃除するだけで、来る日も来る日も掃除をしなくてよい。
二つ目の案は、毛や埃を食べてくれる生物と共存することだ。調べてみたところ、どうやらゴキちゃんは食べるらしい。ゴキちゃんとともに生活することで、来る日も来る日も掃除をしなくてよい。
三つ目の案は、改造人間になることだ。掃除をしたくなる脳のメカニズムを研究しているマッドサイエンティストに、脳の改造手術をしてもらう。もう、掃除なんかどうでもいいと思うようになれば、来る日も来る日も掃除をしなくてよい。
全ての案に一長一短があるかもしれない。結局、掃除するしかないのだろうか。