取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

フクロウカフェ

 私の行ったフクロウカフェの料金は1時間2000円。店内には30羽以上いたと思う。それぞれのフクロウが止まり木のようなものにとまっていて、名前や体重が掲示されている。その中から2羽を選んで店員さんに伝えると、腕にのせてもらえるらしい。

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 私はハリーポッターと同じ誕生日に生まれた。動物園でもフクロウだけが唯一反応を示してくれた。もしかすると、フクロウとならフィーリングが合うかもしれないと淡い期待を抱いていた。

 

 先日、メイドカフェでは人間に恐怖し、猫カフェでは猫に相手にされなかった。しかし、ひょっとするとフクロウなら癒しを与えてくれるかもしれない。

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 腕にのせたフクロウはまばたきもせず、私を見ていました。私にとって、こんなにまじまじと顔というものを見ても嫌な気がしないのは、はじめてです。フクロウはしばらくして目を閉じました。安心しているように見えます。とても癒されます。

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 すっかりフクロウに魅了された私は、フクロウを家族に迎えることを検討し、家に帰ってからインターネットで調べてみた。フクロウはストレスに弱いらしい。私との触れ合いにもストレスを感じていたのかもしれない。片思いと知り、とても悲しくなりました。