取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

手土産をどう決めるか問題

 3月から4月にかけて、別れと出会いの季節です。お世話になった方々、これからお世話になる方々に、手土産を持っていき、感謝やお願いの意を示します。

 

 さてさて、これが私にとってかなりの難題です。ベストの手土産というのがなかなか分かりません。私なりに導き出した答えが一つあります。

 

 まずは、自分がもらって嬉しいものです。ゆえに、味を知っているものになります。ただ、これだけだと失敗することがあります。私がとてつもなく好きな鶏卵素麺というお菓子があります。あるとき、職場にもっていき、上司や同僚に食べてもらいました。私が鼻息を荒くしながら、『美味しいでしょ?』と尋ねると、「まあまあかなあ」という返答。逆転満塁サヨナラホームランを打たれたような絶望を味わったことがあります。

 

 さらに考える必要があります。二つ目は小さめのものということです。大きなものだと持って帰るのに手間がかかります。昔話でも大きい箱と小さい箱どちらを選ぶかで、大きい方を選んだら、痛い目にあったというあらすじがあったはずです。(朧げな記憶)

 

 三つ目は、その人があんまり食べていないものということです。ハッピーターンはとてつもなく美味しいのですが、スーパーですぐ買えます。少し高級なものだと、頻繁に食べられていない可能性が高くなります。私のような庶民からしてみればですが…。

 

 まとめますと、もらって嬉しいもの、小さめのもの、少しリッチなものになります。これに留まらず、より理想の手土産を探していこうと思います。