取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

私の出身はジャパン

 東京旅については先日ブログにて書かせていただいたが、途中で続かなくなってしまった。毎日ブログを書くことがいかに難しいことか、人間に生まれたのに魚として生きていくような難しさを感じる。そして、毎日文を書かないとどんどん表現がわけわからなくなっていく。いと悲しき…。

 

 東京に行く際には、タピオカミルクティーを飲むいう目標があった。連日行列を作っているとうわさのドリンク。生ビールに匹敵する値段の高級ドリンク。キャピキュピの未来ある若者たちがタピっているのを30歳のおっさんも味わってみたい。東京上陸。時は熟した。

 

 お台場のお洒落なショッピングモールの一角にお店はあった。タピタピする。間違えた、ワクワクする。行列は、私を先頭にして私を最後尾にしていた。行列は一切なかった。どうやら広島に届く東京の情報は数ヶ月ほど遅いらしい。キラキラした店員さんが接客をしてくれた。店員さんが「Take out?」と発した。『ワッツ?』私は日本生まれの日本育ちのメイドインジャパンである。しかし、脳で『ワッツ?(なんつった?)』と思った。脳はフル回転してなぜ「Take out?」と流暢な英語で尋ねられたのか答えを導いた。どうやら私をフランス人と間違えているようだ。今になって思うのは店員さんに気をつかい、フランス語で答えればよかったのだが、とっさの出来事だったので、「はい。」と答えてしまった。店員さんは「…こちらがメニューです。」と言った。すまない、私がフランス人に似ているばかりに。とんだ恥をかかせてしまった。f:id:koritsukei:20200316191841j:image写真がその顔である。どう見てもフランス人っぽいな。