取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

サッカーの試合にださせていただきました

 本日、サッカーの試合に出場した。スポーツにおいて一切活躍したことのない我が人生。サッカーには、万が一、いや億が一、いやいや兆が一、才能があるのではないか。活躍できることを期待しつつ、ピッチに足を踏み入れた。

 

 ポジションは、左サイドバック。サッカーに関する知識は全然ないが、めっちゃ守備頑張りつつ、走りまくって攻撃参加するポジションだと認識している。早速、相手チームのパスがつながり、自分の前にいる選手にボールが転がってきた。

 

 私は知っている。ボールをトラップする瞬間は、ボールを奪いやすいことを。サッカープレーヤーには常識なのかもしれないが、私なりに考えて見つけ出したことだ。ということで、トラップした瞬間に相手の背後からにゅっと出てボールをはじいた。私は天才だ。作戦的中。そして、このプレーがこの試合で最も輝いた瞬間となった。

 

 そのあとは、自分の守っているサイドの裏をとられまくった。相手選手の足の速さについていけず、何度も攻め上がられた。得点もとられた。ボールをクリアしようとして蹴ろうとしたら空振りした。味方からは、ナイスフェイントとやじられた。10分もたたずにスタミナがなくなり、ヘロヘロになった。

 

 なぜサッカーは手を使えないのだろう。ボールを脇に抱えて、ラグビーのようにタックルしながら突き進みたい衝動にかられた。念力を使い、相手がボールを蹴ろうとする瞬間に、ボールをずらせないかとか考えはじめた。スポーツマンシップのまったくない残念な人だ。

 

 やはりスポーツで活躍することはできないし、人間性もサイテーなことを再認識しました。