取るに足らない小噺ブログ

クスリとしていただきたくしょうもない小噺を提供します。

勝利至上は嫌だ

 勝利に綺麗も汚いもないのかもしれないが、私の望まない勝利はたしかに存在する。

 

 周囲の人が納得できる勝利でなければ、私は嫌だ。例えば、ルールすれすれで、周の人がずるいと思うような勝利は望まない。その人たち自身がずるいと思われるだけならいいのだが、その人たちに関わる人にも悪い影響が及ぼされる。あっ、ずるいチームの人たちだと。指導者やサポーター、家族などなど。その団体の名前をきくと、その嫌な出来事が想起されてしまう。私のような心の小さい人間が被害を被ったときは特にそうだ。意外としつこい人間は存在しているのだ。落ち着いて後々のことを考えると、迷惑を及ぼす影響があまりに甚大である。目先のずるして得られる勝利は負債が大きい。

 

 しかし、ずるをしてでも勝利をすれば、勝利したことによる報酬を受けられるではないか。例えば、地方大会に勝利すれば全国大会に行くことができるといったことが…。ただ、そんなずるをするようなチームは、たかがしれている。ずるをしなければ勝てないのだから、大した実力がない。すぐにボロがでて、全国大会では通用しない。しかも、応援してくれる人も少ない。だって、ずるするチーム応援したくないですもん。スラムダンクの豊玉にはじめイライラした感じといえば分かるはず。エースキラー南はせこいって思いますもん。

 

 勝利を目指すことはとてもよいことであるが、勝利するために姑息な手段を使うのはよくない。ただの実力不足の露呈である。目指すなら堂々とした勝利である。ずるするやつらもねじ伏せなければいけない。目先の勝利を優先して人生に後ろめたい経験を作ってはいけない。(おじさんになるとつくづく思う)

 

 私は甲子園常連校の名将ではない(でも1度だけ別の甲子園に連れて行ってもらった)ため、まったく説得力のない意見を宣ってしまいました。失礼いたしました。